今日のがんばりは終了しました

高等遊民になりたい

抗菌薬と自己責任と日本人

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部屋とワイシャツと私みたいになってしまった

 

ふと気が向いたので、

抗微生物薬適正使用の手引き」のリンクをはってみる

手引きはすべての医療関係者、かつ患者さん向けでもあるとのこと。

しかし、長くて文字ばっかりで疲れるので、

ダイジェスト版もある。

 

厚労省のホームページって
わざとか?
というくらいゴチャゴチャしててわけわからん。見にくいといわれつつ直さないんだから、もう直らないんだろう。

 

これダイジェスト版

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/tebiki_1.pdf

 

ダイジェストじゃない方はこっち

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000166612.pdf

 

ちょっと長いけど、

面白いこと書いてあるので、

時間があったらどうぞー。

 

簡単に言うと、風邪とか下痢とか大概ウィルス性で抗菌薬(細菌殺す薬、ウィルスには効かない)飲む必要はないことの方が多い。

でも、ガチで抗菌薬が必要な場合もあるから、医者のいうことよくきいて、調子悪ければまた受診するなりするように。

という内容。

 

ちなみに、

ねコは腸炎になった時に、様子を見るとどうなるのか興味があったため、

しぶり腹、下痢、高熱があったものの

あえて病院に行かず、様子を見ていたら、血便が出始めてビビった。

こういう時はちゃんと病院に行った方がいいと思います。

 

風邪引いたら風邪薬欲しいとか、抗生剤ほしいっていう人結構多いけど、大概は必要なく、むしろ副作用の方が大きいことが記載されている。

 

このような手引きが出された背景には、

これまで安易に抗菌薬を使いすぎていたせいで(風邪ですね〜お薬出しときますね〜みたいな)、

抗菌薬が効かない菌(耐性菌)が増えまくったことがある。

 

細菌のような単純な作りの生物は、進化が速く、すぐに耐性菌がでてきてしまうのだ。

やつらはニンゲンよりずっと強いのだ。

 

新しい抗菌薬の開発はなかなかに厳しく、WHOは「抗菌薬なき時代」が今後くるだろうといっている。

なので適切に使用しましょうねというのが

この手引きの趣旨である。

 

ここで34ページに延期処方について記載されている。

ここではスペインの例がひかれているが、抗菌薬を処方しておいて、数日後によくならない場合だけ抗菌薬を飲むという方法である。

これなら、不要な抗菌薬処方をかなり減らすことができる。

 

日本では処方箋の期限が4日なので、このような方法をとることは難しい。

が、この方法が可能であるとして、日本人はそのようにするのだろうか?

あくまで個人的な印象だが、

日本人の気質は、海外に比べて依存的で、

自分の責任で内服を決める、ということができないような気がする(特に世代が高いほど)。

むしろ、クレームの原因にもなりそうな気がする。こういった規制は今後緩和される可能性も…いや、緩和されないだろうな。

 

ところで、作成元が結核感染症課になってることを、不思議に感じる人もいるかもしれない。

しかし、結核古くて新しい感染症と言われていて、今も結構患者がいる。

決して沖田総司サナトリウム小説の中の存在ではないのだ。

 

平成28年結核患者数

これも長いので6ページの表をみてみると、先進国の中でも、日本は多いことが分かる。

11ページには患者数の推移のグラフがある。

減りつつはあることがわかる。

 

なんでかわからんが、首相官邸のホームページに解説してあったので、リンクしておく

結核~結核は今でも国内で年間約18,000人が発症している「現代」の病気です~ | 首相官邸ホームページ

 

空気感染するので、1人患者がでたら、保健所に届けられ、接触した周りの人間みんな調べられるので、おおごとである。

 

余談だが、

ねコは以前にストレスで喉の違和感が酷くて、

よく咳をしていたことがあったのだが、

ある人に

「おまえ結核じゃねぇの?

最近ホームレスとかよくかかってんじゃん。

いかにもいいもん食べてなさそうだし。

結核かかってえもおかしくなさそう」

と言われた。

 

 

 

今も根に持っている。

 

 

ずっと根に持つ。