今日のがんばりは終了しました

高等遊民になりたい

ビール瓶で殴る研究が日本にもあったよ!

世の中ビール瓶で殴る話ばかりですが

殴ったらスッキリするのかな…ストレス性の胃炎もなおるかな…

 

日馬富士のビール瓶殴打(したとかしてないとか)騒動以来、

ビール瓶は頭蓋骨より硬いことをもっと拡散しないといけないという動きがありますね

ビール瓶>頭蓋骨の研究は、過去にイグノーベル賞を受賞しているので、話題になっています

www.j-cast.com

 

原著論文↓

残念ながらフルテキストは有料

Are full or empty beer bottles sturdier and does their fracture-threshold suffice to break the human skull? - PubMed - NCBI

 

500mlのビール瓶の強度(それも一番弱いネックのところで試験している)が、頭蓋骨骨折を生じる骨折閾値を上回っているかを調べている

その結果、空瓶は40J、フルボトルは30Jの衝撃まで割れずに耐えており、この衝撃値は頭蓋骨が耐えられる数値を軽く上回っていた

 

頭蓋骨の強度を調べているものはないか調べていたら、

ちょっと古いけど1992年の論文に引用されている資料を見つけた

http://www.tytlabs.com/japanese/review/rev271pdf/271_015_morimoto.pdf

 頭っていうか、顔面骨だけど
これは交通事故で頭を打つ(顔面からつっこむ)場合の怪我について検討しているので、
ビール瓶でぶち殴るのとは条件が違うんだけど・・・
 
そんなこたあどうでもいいから、頭をぶち殴るぜ!

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ふぅ
 
このデータを見る限り、

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前頭骨が一番衝撃には強いようだ
しかし、皮膚の中で最も耐衝撃性が有るのは、頭皮であることもこの論文中に記載されている
そして、頭蓋骨骨折よりも裂傷からの出血で死亡することのほうが多いのだ
ということは、相手がビール瓶で殴りかかってきたら
額でなく、頭部の前側を差し出すほうがいいのか・・・?
避けるより難しいかもしれない
 
 
では、ビール瓶の強度はどうか
「ビール瓶軽量化の道」
いかにして強度を保ちつつ、瓶を軽量化するかという検討であって、
楽に人を殴る方法を検討しているわけではない・・・
さて、この論文にでている図がこちら

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単位が違うんだよな・・・でもこまかいことはいいぜ!
高いところからふりをつけて殴れば頭蓋骨に勝てる数値である
良い子は真似しちゃいけないやつである
 

ちなみにJIS規格では以下のような試験系で強度検査をすることになっている

JIS S 2303:2003 炭酸飲料用ガラスびんの機械衝撃試験方法

JIS S 2301~2306が、炭酸飲料用ガラスびんの規格である

炭酸は内部からの圧力が高いこと、気温上昇による内圧上昇の危険性などから

特にたくさん試験項目が有るみたいですね

こんなに一生懸命作った瓶を人を殴るのにつかっちゃダメだ!

 

さて、普通の会社なら傷害事件なんだけど、なぜか警察に届ける前に協会に報告がなかったということを責められている今回の事件

普通の人間なら死んでる可能性もあるのに、全治2週という力士の凄さをみせつけられた事件であった(終)